増え続ける”条件付き”の注意点とは

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条件付MR対応体内医療機器を有する患者のMRI検査における磁場変化率の注意点

Beware of the Time-varying Magnetic Field during MRI Examinations for Patients with MR Conditional Implanted Medical Devices

条件付きMR対応医療機器で特に比吸収率と磁場変化率は撮像シーケンスや撮像条件で大きく変化する値である。

磁場変化率については通常操作モードで撮像していたとしても知らぬ間に添付文書の使用条件を逸脱している可能性がある。

機能的影響を受けやすい部位に金属が留置されている場合は危険度が上昇するとされている。

JJMRM 2019.39(1).15-17.

例えば60T/s以下と記載があるとしても
通常操作モードにおいてもdB/dTの値がシーケンスによっては80T/sを越える時もある。

となると
・各部位ごとのプロトコルにおける最大dB/dTをリスト化するほうがよいか
・予想されやすい金属留置に対するシーケンス選択のマニュアル化(金属があればこのシーケンスはとらない、など)
が肝要か。

 

もはや右をむいても左をむいても条件付きの時代である。

しょうがない。

企業はMRI-Safeを求められるし、責任を回避するためには安全圏をとってConditionalの選択をせざるをえないだろう。

 

しかし磁場変化率については盲点として、認識されていない現場が多いと思うので気をつけたい。