「秘書問題」というのをしっていますか?
数学者の間では有名な命題だそうです。
例えば秘書を1人採用する時に、100人の応募があったら
あなたは膨大な時間をかけて100人全員の面接をするでしょうか?
どうすれば短時間で良い人をさいようできるでしょうか?
この命題には驚くべきことに最適な解法が一つしかないそうです。
<実際はどうするのか>
1、最初の37人を面接はしても全員不採用とする
2、その37人の中で最も優秀な人のレベルを把握する
3、その後も面接を続け2番で示したレベルを上回った最初の応募者を採用する
これは応募者の総数を定数「e=2.718)」で割ったものが最初の面接する数となります。
全てはこちらの本に載っていますが
[Think Clearly] ロルフ・ドベリ著 サンマーク出版
何を示したいかというと
人生において決断する時はある程度の「数」による吟味が必要だということです。そうでなければ良いものの基準、悪いものの基準がわからないのです。
しかし人間は数を試そうとすると必ず時間がかかり、疲れてくるので早々に決断してしまいがちです。
例えば今使っている歯ブラシも、読んでいるこのブログも、これは素晴らしい!とたとえ思ったとしても所詮少ないサンプルを経験したに過ぎず、
あなたの中にある最高点を超えていない可能性は必ずあるのです。
そして超えてない最高点は存在していないのと同じで、あなたが想像することすらできません。
あなたが理想の恋人を見つけようと努力するのであれば、
あなたが理想の街を見つけようとするのであれば
まずはたくさんの経験値を踏むことです。
ある程度経験が積み重なったら
今までの中でよかったものを超えたその人を、その街を、その歯ブラシを、そのブログを選択したみてはいかがでしょうか。