冠動脈プラークの撮影をつきつめると

冠動脈プラーク組織性状評価におけるT1強調画像3D segmented turbo fast low angle shot(segmented Turbo-FLASH)の至適条件の検討

Optimal Conditions for 3D Non-contrast T1-weighted Magnetic Resonance Imaging Segmented Turbo Fast Low-angle Shot for Tissue Characterization of Coronary Plaques

冠動脈プラーク組織性状評価は血管径が細い、動きが大きい、病理組織との比較が難しい、磁場不均一の影響があり困難である。

しかし急性冠症候群を未然に防ぐためには性状評価は有用である。

上記の課題を解決するため3D segmented gradient echoを用いる必要がある。(3D segmented Turbo-FLASH)

コントラスト向上のためIRパルスが用いられるが、RRの違いがあるためInversion time(TI)を調節する必要がある

→RRの影響が少ない最適なTISNRが良好となるよう最適なFAの設定を導き出す

 

MRIによるプラーク組織性状評価(頸部)

:プラークの信号地を筋肉の信号値で除した値(plaque-to-muscle signal intensity ratio:PMR)

上記と病理を対比する

PMR>1.28:脆弱なプラークの感度、特異度が上がる(3DTSEでの検討)

今回はこれを参考値としている

 

結果

TI-optimal=0.4014×RR+75.5

FA-optimal=0.0000354×RR二乗-0.0886×RR+73.0

(検出目標PMR1.525

TI-nullとくらべ良好なSNRと妥当なブラックブラッド効果が得られている(RR1100程度においても)

日放技学誌.2018.74(1).48–60.

 

不確定要素が多い同期法を用いた撮影の中でこれだけ詳細に調べ、

ブレを少なくしているのは素直にすごいと思ったし感嘆した。

ちょっとめんどく・・・おっとだれか来たようだ。

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